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エレベーター用語集
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いたずら呼びキャンセル機能(いたずらよびきゃんせるきのう)
カゴ内の登録された階数ボタンの数が乗っている人数に対して多い場合に登録された停止階を一括でキャンセルする機能。
2000年代以降に製造された6階以上停止のエレベーターには標準で搭載されている。
また、作動方法はいたずら防止のために記述しない。
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か行
管制運転(かんせいうんてん)
異常事態(地震・火災・停電)が発生した時に運転できない状況になった時に決められた動作をする運転。カゴ内に閉じ込められるのを防止する。
地震管制運転
地震を感知すると、自動的に電源が予備バッテリーからの供給に切り替わって最寄り階に停車して避難を促す。
設置が2009年から義務化されている。
火災時管制運転
火災を検知すると、自動的に設置時にあらかじめ設定しておいた階(1階が多い)にエレベーターが向かって避難を促す。
停電時自動着床運転
停電を感知すると、自動的に電源が予備バッテリーからの供給に切り替わって最寄り階に停車して避難を促す。
逆ケチ更新(ぎゃくけちこうしん)
乗る前は新しいエレベーターに見えるが、カゴ内の操作盤を見たら年季が入っている古い操作盤になっているエレベーターのこと。
操作盤を丸ごと取り換える予算がない物件によく見られる。
群管理(ぐんかんり)
2台以上のエレベーターを専用のコンピュータで管理してどのエレベーターをサービスさせるかを決める管理方式。
乗り場呼びボタンを押すと、複数台のうち1台のエレベーターが動くのはこのためである。
また、車椅子対応機が1台設置されているエレベーターでは、車椅子マークがついたボタンを押すと自動で群管理から切り離されて、単独モードに切り替わる。
ケチ更新(けちこうしん)
乗る前は年季が入っている古いエレベーターに見えるが、カゴ内の操作盤を見たら新しい操作盤になっているエレベーターのこと。
操作盤を丸ごと取り換える予算がない物件によく見られる。
更新(こうしん)
設置から20年程度経過したエレベーターに対しての更新工事の総称。
詳しくは「制御更新」「準撤去更新」「全撤去更新」を参照のこと。
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さ行
準撤去更新(じゅんてっきょこうしん)
設置から20年程度経過したエレベーターに対しての更新工事の1つ。
制御と駆動関係の機器(制御盤と巻き上げ機、カゴ内操作盤、乗り場呼びボタン、ロープなど)、かご、乗り場ドアを丸ごと最新の物に取り替える(それ以外の部品は更新前のまま)。併せて新基準の安全装置を新規に取り付けて、新しいエレベーターのようなデザインになる。
メーカーごとに販売名がある。「エレモーション」「エレモーションプラス」(三菱)、「Gセレクト」「Yセレクト」(日立)、「エルフレッシュ」(東芝)などが準撤去更新に該当する。
制御更新(せいぎょこうしん)
設置から20年程度経過したエレベーターに対しての更新工事の1つ。
制御と駆動関係の機器(制御盤と巻き上げ機、カゴ内操作盤、乗り場呼びボタン、ロープなど)を最新の物に取り替える(それ以外の部品は更新前のまま)。併せて新基準の安全装置を新規に取り付けて、新しいエレベーターのようなデザインになる。
メーカーごとに販売名がある。「エレモーション」「エレモーションプラス」(三菱)、「Gセレクト」「Yセレクト」(日立)、「エルフレッシュライト」(東芝)などが制御更新に該当する。
セキュリティシステム(せきゅりてぃしすてむ)
特定階のボタンを押してもその階には行けなくするシステムのこと。
特定階に行こうとしてボタンを押すと、押した階のボタンが点滅してその階には止まらないことを教えてくれる(行くには施設関係者による暗証番号の入力が必要)。
三菱エレベーターのエレパックアイ・エレモーション以降によく見られる。
全撤去更新(ぜんてっきょこうしん)
設置から20年程度経過したエレベーターに対しての更新工事の1つ。
エレベーター丸ごとを最新の物に取り替える。完全な新しいエレベーターになる。
更新後の機種は各メーカーの最新マシンルームレスエレベーターになる。
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た行
つり合いおもり(つりあいおもり)
ロープ式エレベーターに必ずある装置の1つ。
カゴとのバランスを取るためにある。
また、昇降中において巻き上げ機にかかる負担を抑えたり、巻き上げ機の滑車とロープの間の摩擦力を上げるためにもある。
新型スペーセルのつり合いおもり
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特注型エレベーター(とくちゅうがたえれべーたー)
見える部分の意匠がほとんど設置現場オリジナルの意匠が施されたエレベーター。
一部はボタンまで現場オリジナルになっている個体もある。
メーカーごとに販売名がある。「アクセル」「アクセルAI」(三菱)、「オーダーアーバン」「オーダー乗用エレベーター」(日立)、「オーダースペーセル」(東芝)などが特注型エレベーターに該当する。
戸開走行保護装置(とかいそうこうほごそうち)
略称は「UCMP」である。
Unintended Car Movement Protectionの略である。
日本語に訳すると、「意図しないカゴ動作の保護」となる。
エレベーターのドアが開いたままの走行を防止する、国土交通大臣の認定を受けた安全装置である。
2006年に発生した東京都港区にある公共賃貸住宅「シティハイツ竹芝」のエレベーター戸開走行事故(人がエレベーターと天井に挟まった事故)を受けて開発された。
運転制御回路とは独立した回路がドアを開いたまま動き出したことを検知すると、エレベーターは1メートル以上のすき間を開けて緊急停止する。
それによってエレベーター利用者がエレベーターと天井の間に挟まられるのを防ぐ。
2009年9月28日以降に新設したエレベーターには当装置の設置が義務付けられているが、それ以前に新設されたエレベーターには当装置がない。
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な行
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は行
非常用エレベーター(ひじょうようえれべーたー)
高さ31mを超える建築物には設置が義務付けられているエレベーター。
火災や地震などで救出活動に使用できるようにするために普通のエレベーターに救出運転機能や非常用電源などが付加されている。
また、平常時は一般のエレベーターとして使用可能である(建物によっては使えない場合もある)。
ピット(ぴっと)
エレベーターが停止する最下階の床面からカゴの下の底面までの空間のこと。
しきい間(カゴのドアとのりばのドアの間にあるすき間)から落下した小物やカードなどはピット底面に落とされる。
もしも落としてしまったら、カゴ内にある保守業者のシールに書かれている電話番号で落としてしまった旨を伝えると、保守業者に拾ってもらえる。
不停止階(ふていしかい)
特定階には停止しないこと。
特定階に行こうとしてボタンを押すと、不停止アナウンスが流れて、メーカーによっては階数表示画面にその階には止まらないことを教えてくれる(行くには別のエレベーターか階段を使う)。
三菱はエレパックアイ・エレモーション以降?、日立はにアーバンエース以降?、東芝は初代スペーセル以降?、その他はたぶん最近の機種以降によく見られる。
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ま行
マシンルームレスエレベーター(ましんるーむれすえれべーたー)
このエレベーターが登場するまでは昇降路の他にも制御器と巻き上げ機を置く「機械室」が別に必要だった。
しかしエレベーターの技術が進歩してくると、進歩に合わせて制御器や巻き上げ機が小型化されてきた。
それを昇降路内に収めて、機械室を省いたエレベーターがマシンルームレスエレベーターになる。
2000年くらいから各メーカーともに製造されているほとんどのエレベーターはこれである。
巻胴式(まきどうしき)
エレベーターの駆動方式の1つ。
積載量200kg以下の小型エレベーターで主流の駆動方式である。
ロープ式エレベーターの仲間であるが、つり合いおもりがなく、動かすのに必要な部品はロープ、巻胴式巻き上げ機とロープを巻き付けるドラムだけである。
ドラムにつながっているロープを巻き取るとカゴは上がり、ロープを送り出すとカゴは下がる。
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や行
油圧式(ゆあつしき)
エレベーターの駆動方式の1つ。
2000年くらいまで高さに制限がある場合や景観に問題がある設置箇所で主流だった。
エレベーターの昇降路とは別に設置された機械室に油圧ポンプがあり、それによって送られた油でジャッキ(カゴの場合もある)に圧力をかける(カゴは上がる)。下げる時はシリンダー(カゴの場合もある)にかけた圧力を抜く(カゴは下がる)。
現在は各メーカーともに製造はしてないと発表されているため、制御更新かマシンルームレスエレベーターへの更新が進まれている。
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ら行
リニューアル(りにゅーある)
「更新」を参照のこと。
ロープ式(ろーぷしき)
エレベーターの駆動方式の1つ。
エレベーターで主流の駆動方式。
エレベーターのカゴとつり合いおもりがワイヤーによって接続されていて、それを巻き上げ機によって昇降する。片方が上がると、もう片方は下がる。
現在は各メーカーともに古いエレベーターは、制御更新による更新がメインで進まれている。
2000年くらいからマシンルームレスエレベーターも増えつつある。
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