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アーバンエース


アーバンエースとはどんな機種なのか?

日立が1999年に発売開始した標準型エレベーターである。
7世代にわたって発売した機種である。
これまでのモデルでは機械室を必要としていたが、当機種からはマシンルームレス化された。
第1世代は意匠がビルエースNewプリードに準じていた。巻上機は円筒型でピット下に設置されていた。
2001年に発売した第2世代では操作盤のデザインが変更され、ボタンの色はビルエースクオリティ80シリーズⅡから続いていた黒地からビルエースアストロ以来の白地に戻った。さらにボタンのフォントも変更された。
当世代から到着する階になるとその行先のボタン・インジケーターが点滅するようになった。
2003年に発売した第3世代ではボタンが四角から丸形に戻り、操作盤が斜めに設置されるようになった。
2006年に発売した第4世代では巻き上げ機の設計が変更され、動作音の静音化が図られた。
当世代から薄型巻き上げ機が最下階レベル付近に設置された。
また、後期型からアナウンスに「行き先ボタンを押してください」が流れるようになった。
2011年に発売した第5世代ではアナウンスが新しいものに、後にカゴ内インジケーターが液晶式に変更された。
当世代から走行中は矢印の方向に向かってスクロールするようになった。
液晶式になってから「ケアフルドア」というドアに手が挟まれるのを防ぐ機能がつけられるようになった(作動中は液晶画面が赤色の表示になる)。
2014年に発売した第6世代では液晶インジケータが標準化された(液晶インジケータ周りは黒)。ドアセンサー作動時は液晶画面が黄色の表示になる。
当世代からセーフティシューにドアシグナルがよく見られるようになった。 2016年に発売した第7世代では昇降中の矢印の動きやアナウンスの担当が変更され、セーフティシュー形状が以前の機種よりも細形になった。
2018年3月より非常時の液晶表示に中国語・韓国語を加えた4カ国語となったほか、乗り場インジケーター、かご内操作盤とハンドレールをHF-1同等品に選択できるオプションを発売した。
また、新型コロナウイルスの流行を受けて、2020年11月よりオプションとして乗り場およびカゴ内のボタンにセンサーを併設した非接触型が追加された。
第1世代アーバンエース(通称:UA1・UA2)はちょうど更新時期を迎えているので、そろそろGセレクトに更新され始まるでしょう。
世代別の通称は下記の通りである。
第1世代→UA1・UA2
第2世代→UA01・UA02
第3世代→UA03
第4世代→UA04G
第5世代→UA07G
第6世代→UA11G
第7世代→UA14G

下記は小学生にわかりやすくした世代ごとの区別方法である。
括弧内は各世代の区別ポイントである。
  • 第1世代【ボタンがビルエースNewプリードと同じ】
  • 第2世代【操作盤のデザインが変更されている】
  • 第3世代【ボタンの形が丸型に戻っている】
  • 第4世代【巻上機が薄型に変更されている(昇降路が見える場合のみ)】
  • 第5世代【インジケーター周りが銀色に変更】
  • 第6世代【液晶インジケーターが標準装備されている】
  • 第7世代【液晶の矢印の動作が変更されている】

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    アーバンエースの動画一覧

    第1世代アーバンエースは未確認

    第2世代

    第3・4世代

    (動画再生の仕様で区別が困難なため一括して区別する)

    第5世代

    第6世代アーバンエースは未確認

    第7世代

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